【2020年春分図】「自立して未来へ向かう」
早いもので、2020年の春分を迎えます。
春分とは、太陽が牡羊座の位置へ入る瞬間のことで、スタートのタイミング。
占星術では年の始まりと言われ、春分のホロスコープは、1年間を占う大事なホロスコープとなっており、特に、夏至までの3か月間が影響が強いです。
毎年たくさんの占星術の先生が春分図=春分のホロスコープを読んでいらっしゃいますが、私も読んでみますね~。
2020年春分のホロスコープ
3月20日 午後12時51分頃 太陽は牡羊座へ入り春分となります。
東京で出しています。
右上に天体が集中してますね。
ホロスコープは上が南、右側が西です。
南西よりのホロスコープは、対人関係や社会がテーマになります。
全天体順行中の春分は、何かを始める勢いがありますね。
アングル(アセンダントやMC)がすべて活動宮なので、反応が早く行動的。
物事がスムーズに進んでいきそうです。
エレメントの分布は、火が太陽のみ、風も月のみ。
地のサインに6天体、水に2天体。
地サイン多め、内向サイン過多です。
春分なので、必ず太陽は牡羊座ですが、月も、太陽の意思を後押しするように、外向サインの水瓶座にあり、明るく未来を見据えたい気持ちが感じられます。
アセンダントは蟹座
蟹座29度のサビアンシンボルは
「双子の体重を量るミューズ」
物事を自分の物差しだけで判断せず、新しい価値観と自分が持っている価値観をバランスよく取り入れ、公平に判断していく。
右脳(感覚)と左脳(論理)のバランスを統合する。
そんなメッセージのシンボルです。
本来の蟹座は感情を大事にし、右脳的なのですが、サインの終わりごろの29度ともなると、次の星座が見えてくる頃です。
次へ向けて、蟹座的価値観だけではなく、新しい価値観もバランスよく取り入れていくのですね。
7ハウスは公私問わず対等なパートナーシップを表します。
どちらかがどちらかによりかかる依存的な関係ではなく、ウィンウィンの関係です。
水瓶座は自由と平等を表します。
何物にもとらわれず、自由に関係を築いていく。
自由とは責任でもあります。
ディセンダントにピッタリ乗った土星からも、相手と責任をもって関係を作っていくことを促されているようです。
太陽は9ハウス
9ハウスは、外国や貿易、長距離の移動、哲学や宗教などの精神世界などを表します。
9ハウスの太陽って、オリンピックっぽいんだけどなぁ。
9ハウスは、射手座のハウスで、ライバルと切磋琢磨しお互いを高めていくようなイメージもありますし、海外とのかかわりや長距離の移動も意味するので、ここに太陽が入っているってことは、オリンピックを表しているように感じました。
冷静に、そして慎重にならなくてはいけません。
土星が決めたルールを守る、責任を取るという意味にも感じました。
話が大きくなってしまいましたが、個人レベルだと、自分の世界や視野を広げていく、やったことないことにチャレンジする、レベルアップを目指して何かを学ぶ、などを意識していく年になりそうです。
山羊座軍団は6~7ハウス
6ハウスは労働のハウスなので、ここに火星が入ると
「24時間戦えますか?」みたいなイメージですね。
若い人わかんないかw
でも、すぐそばには冥王星がいて、破壊と再生を促しています。
労働、働き方のルールをいったんリセットして、新しく作り直す、根本的な改革が進みそうです。
これは、今、コロナウィルスの蔓延によって、強制的に新しい働き方をせざるを得なくなっていますね。
火星は木星とピッタリ重なり、牡牛座の金星、魚座の海王星と、緩く小三角。
金星と海王星、木星の後押しもあり、新しい働き方が広がって浸透しそうです。
木星は豊かさも表すので、豊かな働き方ができるようになるといいですね。
冥王星はディセンダントにも緩く重なり、土星はピッタリと重なっています。
対人関係や人とのご縁も、新しく作り直すようなことが起きそうです。
水星と天王星の繋がり
天王星は10ハウスにあり、このエネルギーを受けた人は、社会での肩書や立場が変わったり、独立したりするかも。
魚座の水星が受け取ったインスピレーションを使って、今までになかった仕事が生まれたりもしそう。
「こんなことが仕事になるんだ!」みたいな。
2020年は変化が多い年になります。
怖がらずに波に乗っていきたいですね。
いろいろと書いてきましたが、これは
「こんなことが起こります」
みたいな予言ではなく、この天体のエネルギーを、どんな風に受け取るか、どんな風に使うかによって自分自身で未来を創っていけるのですよ。
一年の計は元旦にありと言われます。
宇宙元旦とも言われる春分の日に、どんな一年にしたいのか、思いをはせてみてくださいね。
来年の春、どこで何をしていますか?
誰と一緒にいますか?
そして、24日の牡羊座新月で、しっかりと一年間のビジョンを新月の願い事という形で意図してほしいのです。
ただし、変化が多い一年になることは必至なので、柔軟性を持つことも大事です。
ガチガチに予定を立ててしまうのではなく、状況に合わせて対応できるしなやかな強さを持ちたいですね。
以上、2020年春分の星読みでした。
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予定を立てるときに、ぜひ、天体の動きを知っておいてほしいです。
週間天気予報をチェックする感じで読んでくださいね。
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