【2021年冬至図】「本当に守りたいもの」
慌ただしい年の瀬ですね。
2021年も残りわずかとなりましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
2021年12月22日 1時ちょうどに太陽が山羊座へ入り冬至となります。
冬至とは、占星術的には太陽が山羊座へ入ることを意味するのですね。
ここが冬の始まり。
冬至の瞬間を切り取ったホロスコープは、ここから来年の春分まで、3ヶ月の世の中の空気感や世相、社会情勢などをを表すと言われています。
冬至のホロスコープ
2021年度の四季図は、春分、夏至、そしてこの冬至がアセンダントが天秤座です。
天秤座が象徴するバランス感覚や調和力、社交性、周りの意見に耳を傾けることが強調されていた一年間の総仕上げがこの冬至からの3カ月となります。
春分から夏至を経て秋分までの間は毎日、たくさんの新規感染者の方が増えていました。
特に、夏至からが猛烈な数でしたね。
そして今、冬至を迎える頃に、今度は新たな脅威が迫ってきています。
四季図により、4つのシーズンに分けて考えると、やはり秋分からの3ヶ月間だけが違う空気感だったことがわかります。
冬至のホロスコープで医療や健康問題を表す6ハウスを見ると、魚座の海王星が入っているので、拡がっていく気配と、先行き不透明感が感じられます。
健康問題に関しては、夏場ほどの危機感はなさそうですが、秋のようなホッとした感じでもないですね。
アセンダントは天秤座。
天秤座17度のサビアンシンボルは
「引退した船長」
長年海上で働いていた船長は、引退し、陸に上がって海を眺めています。
何かしら問題を抱えていたり、行き詰ってしまったなら、いったんそこから離れて全体をよく見て客観的に分析する。
陸から海を眺めることで、海の上にいた時には気づかなかったことが見えてくるものです。
天秤座は相手目線で、相手の要求に応えようとします。
そんな風に空気を読むことをいったん手放し、本当に自分がやりたいことに向き合ってみる。自分の心の声を聴く。
一生懸命物事に取り組んでいるときには気づかなくても、意外と心身を消耗しているものです。
そんな時は、一旦休む決意をすること。
そんなメッセージのシンボルです。
天秤座が強調されている一年。
私たちはいろんな場面で空気を読むことを求められてきましたね。
自分の本意ではないことも、周りとのバランスを考えて、取り入れることもあったと思います。
もちろん、周りの意見を完全に無視することはできませんが、一歩引いた視線で全体を眺めてみてください。
冬至からの3ヵ月では、自分の心の声を聴きつつ、俯瞰してみる。
そんなことを心がけていきたいところです。
4ハウスで冥王星と重なっています。
お金に関することで、何かしら見直しが入ったり、あらがえないような変容が起こる可能性もあります。
相場の不安定感は、金星の逆行中が一番強くなりますが、春分までは油断できない状況だと考えられますね。
この金星と冥王星の真向かいにあるのが蟹座の月。
このチャートでは、下半分に天体が集中していますが、月は天頂付近にあり、とても目立つ配置となっています。
月が表すのは大衆の意識。
世論が強まる3ヵ月になりそうです。
蟹座は、家族や家族のように気心知れたコミュニティの中で結束し、外敵から身を守ることで安心感を得ていました。
この月は蟹座の終わりごろにあるので、次の獅子座が視野に入っています。
蟹座では自分と同じ価値観や感情を共有する仲間がすべてだったのですが、その分同調圧力も強いのですね。
次の獅子座が見えてきた頃なので、外の世界の新しい価値観を取り入れていき、自己主張を始めるのがこの月です。
アセンダントのサビアンシンボルにも少し通じるところがありますね。
太陽、木星と緩く繋がっているので、自由に動けるわけではなく、国の方針に合わせていくことになります。
国のリーダーを表す太陽は、3ハウス。
5ハウスの木星と緩く繋がっているので、子供やスポーツに対する支援は、広がっていきそうです。
3ハウスは、交通や移動という意味合いもあるので、旅行を推進しようという動きにもなるかもしれません。
2ハウスの火星は出費が増えそうな暗示。
金星が冥王星と重なっていることもあり、お金に関すること、経済に関することでは、極端さがうかがえます。
2021年に長くコンタクトしていた土星と天王星は、4ハウスと7ハウスに。
諸外国の情勢が、私たちの生活にも強く影響を与えてきそうです。
今まで、周りに合わせることで自分を押し殺してきた人は、月食・日食や双子座満月で、たくさんの手放しのメッセージを受け取ってきたと思います。
冬至から春分までは、ご自身が本当にやりたいこと、本当に守りたいものが見つかるような3ヵ月にしていって欲しいです。
あ、ちなみに、冬至の日にゲートが閉じたりはしないです。
てか、ゲートって何?笑
冬至の日の開運アクション
昔から言われている、ゆず湯に入るとか、カボチャを食べるなどもおすすめですが、この日はぜひ、朝日を浴びて欲しいのです。
冬至は、一年で一番陰の気が強まる日。
ここをターニングポイントとして、陽の気が強まっていきます。
一陽来復とも言われ、ここから太陽が復活するとも考えられます。
ぜひ、朝日を浴びて、太陽のパワーを取り入れましょう。
太陽は生命力の象徴です。
太陽のパワーが落ちてしまうこのシーズンは、積極的に陽の気を取り入れていきましょう。
カボチャ以外でも、玉ねぎやクルミ、鶏肉などもおすすめです。
クリスマスにスパイシーなチキンをいただくのは、陰陽のバランスをとる観点でもおすすめですよ。
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