宇宙元旦=春分の日=天秤座満月
占星術では、太陽が牡羊座の位置に入る日が占星術的元旦=宇宙元旦となっており、日本の二十四節気では春分の日に当たります。
西洋で生まれた占いですが、日本の暦とも、ちゃんとマッチしているんですよ。
正確には、2019年3月21日午前7時ごろ(場所により多少違ってきます)に太陽が牡羊座の位置に入る=春分となりますので、明日生まれる赤ちゃんは、午前7時より前に生まれると太陽は魚座になります。
占星術って細か~い~(汗)
春分の瞬間のホロスコープは、これから1年間の社会の様子などを表すとも言われていて、占星術師の方たちはみなさん読まれていますね。
社会で起こることは、もちろん、私たちにも起こります。
宇宙からどんなエネルギーが降り注ぐのか、ザックリとみていきたいと思います。
これは、牡羊座の定位置になりますので、教科書通りのスタートのタイミング。
とてもナチュラルでピュアなエネルギーを感じます。
このアセンダントのすぐそばに、牡牛座に入ったばかりの天王星がいるので
「自分革命」「キャラ変」など、自分自身を変えて行けと強く求められています。
チャートルーラー(アセンダント牡羊座の支配星)の火星も同じく1ハウスにいて、自分革命をさらに後押ししてくれるようです。
でも、天王星も火星も牡牛座にいるので、ゆっくりじっくりです。
焦らなくても大丈夫です。
本来の座に3天体
射手座に木星、山羊座に土星、魚座に海王星とどれも、本来の座=ホームグラウンドに入っているので、アセンダント牡羊座と同じく、ナチュラルでパワフルです。
原点に返ったようなホロスコープになっています。
重い・笑
しかも、10ハウスには冥王星もいるし。
自分革命と同時に、社会では変容が起こりそうです。
私たちの働き方も変わってきます。
社会に対しての責任感を求められていて、社会へ向けて、社会の中で、自分自身をどう打ち出していくか、がカギになりそうです。
魚座で水星逆行中
元旦でスッキリスタートを切りたいところですが、魚座エリア・12ハウスで水星が逆行しているので、そんなにスッキリとはいきませんね。
太陽も12ハウスにいるので、目的意識にも靄がかかったような感じです。
すぐに何かを始めなくても大丈夫、まだ、迷っていても大丈夫。
ゆっくり行きましょう。
地サイン多め
緩いグランドトラインもできており、地サイン多めのホロスコープになっています。
上にも、「大丈夫」とか「焦らないで」とか「ゆっくり」とか、書きましたが、地サインらしく「地に足をつけて」進んだらいいと思います。
天秤座満月も同じ日に
春分からほどなく、天秤座で満月です。
春分はスタートのタイミング、満月は完成を意味します。
この二つが同じ日に起こるなんて、盆と正月が一緒に来たようなお祭り騒ぎですね。
春分は昼と夜の長さが同じになる日、天秤座は文字通りバランス感覚や平等を意味するサインなので、似たような意味合いでもあります。
今回の春分では、この、バランス感覚がキーワードになっていそうです。
自分と相手とのバランス
家庭と仕事のバランス
社会の顔(太陽)と内面(月)のバランス
このバランスにうまく折り合いをつけ、統合するように求められているのかもしれません。
しかも、今年は天秤座の満月がもう一回あります。(4月19日)
どんだけ、天秤座を強調したいんだって。
日本は天秤座の国と言われます。
(2月11日が建国記念日だから水瓶座という意見もありそうですが、太平洋戦争後に生まれ変わった国で、その時に新憲法が可決されたのが1946年10月7日で天秤座という考え方らしいです。でも、水瓶座より天秤座があってると思います。)
天秤座の象意である「おもてなし」や「忖度」は、少し前に流行語にもなりましたね。
今年は、元号が変わる年でもあります。
そんな年に天秤座が強調されているのは、偶然ではなさそうです。
宇宙と私たちが生きている世界のシンクロにはいつも驚かされます。