日本の幸福度ランキングが低い問題
毎年発表されている世界の幸福度ランキング。
今年も、3月20日に発表されましたが、日本は連続して順位を下げています。
これは、あくまでも国連の指標なので、この順位が本当の意味での「幸福度」を表しているかは疑問も大きいところです。
国連の考える幸福度の指標は、一人当たりGDP、社会的支援、健康寿命、人生の選択の自由度、社会的寛容さ、社会の腐敗度と、全項目が最低である架空の国との比較なので、あくまで「国連の考える」幸福度だと考えた方が良さそうですね。
日本のランキングの順位を下げているのは、人生の選択の自由度(64位)、社会的寛容さ(92位)です。
健康寿命はさすがに2位と上位です。
自由度の低さ
日本では、小さい時から学校という集団生活の中で、みんなと同じように行動する事を強要され、刷り込まれるところがあります。
社会に出る時も、制服の様な黒スーツに身を包み、マニュアル通りに面接を受けて就職するし。
組織では、昔に比べたら能力での評価もされるようになってきただろうけど、まだまだ年功序列的な空気感、集団の秩序を重んじる空気は根強く残ってると思います。
プライベートでも、〇〇歳までには結婚しなきゃとか、女性は子供を産んで一人前とか、長男は家を継ぐのが当たり前とか、古いしきたりってまだまだ残ってそう。
確かに自由度は低そうです。
社会的寛容さとは
この調査での社会的寛容さとは、寄付をしたかどうかという質問で決まるらしいけど、残念ながら日本人は日常的に寄付をする習慣はないかなぁ。
大規模災害が起きると寄付やボランティアに参加する人が増えるけど、売名行為だと叩かれる風潮もありますし(謎)
寄付をする、しないの是非はともかく、これは、幸福度を図る指標になるのか?
欧米目線での幸福度なのかなーという感想です。
天秤座の国
日本は天秤座の国だという事をこちらの記事で書きました。
天秤座の良い点は
バランス感覚
相手と自分とのバランスを対等にする
どの人とも平等に付き合う
相手の気持ちを慮る
悪目立ちせずに、上品に振る舞える
これが、ネガティヴに出ると
八方美人
自分軸がない
自分の気持ちより相手や周りの気持ち優先
出る杭は打たれる
など、こんな天秤座的な国民性も自由度の低さに繋がったのかもしれませんね。
幸せってなんだっけ
こうやって幸福度ランキングを掘り下げてみると、幸せっていったいなんだろうって考えさせられます。
自由度も社会的寛容さも低いと幸福度も低くなるのが国連の作った幸福度。
でも
幸福度=幸福感
ではない様な気がします。
幸福度ランキングは、あくまでも、国連が作った指標であり、私たちが感じている幸福な気持ちとは一致しないと思いました。
こんな風に考えると
視野が狭い
もっとグローバルな視点で
とか言われちゃいそうですが、私は、目の前の小さな幸せに目を向けたいです。
幸福度より幸福感を大切に。
幸せって、きっと自分の中にあると思います。
日本の幸福度ランキングが低いよねーって話になったら
欧米かっっっ
って突っ込んじゃうことにします(笑)