【蟹座新月 2回目】 2020年7月21日 「自分の本分を取り戻す」
梅雨の長雨が続いていますね。
今年も、いろんな地域で災害が起こってしまい、心が痛いです。
コロナの感染者数も増えてきており、こちらも心配。
一日も早く心穏やかに過ごせるようになりたいものですね。
蟹座新月 2回目
2020年7月21日、蟹座で2回目の新月です。
今年は、蟹座で2回新月があります。
1回目は、夏至と同じ日でしたね。
今回の新月の位置は蟹座28度で、春分、天秤座満月、夏至、それぞれのホロスコープのアセンダントと同じ度数です。
繰り返されるこの度数のメッセージを強く受け止めたいですね。
活動宮に、太陽、月、水星、火星、木星、土星、冥王星と7天体あり、ゴリゴリの活動宮祭り。
そして、月、火星、土星、海王星の4天体が、ホームグランドに滞在していて、とてもパワフルな新月図です。
アセンダントは蟹座0度。
これは、1回目の蟹座新月の度数でもあります。
上に書いた蟹座28度と同じく、こんな風に短期間で繰り返し、天体やアセンダントなどに現れる度数には、強いメッセージが込められていると思います。
サビアンシンボルは
「船で船乗りが古い旗を降ろし、新しい旗を掲げる」
古い旗=個人としての自分を手放し、新しい旗=集団的な価値、自分が所属する集団を見つけるというシンボルです。
集団と繋がることで心の安定を図り、安心して自分を表現できるのです。
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新月は、蟹座28度。
サビアンシンボルは
「双子の体重を量るミューズ」
各サインの29度は、次のサインが視野に入ってきて、自分のサインと次のサインの価値観を両方使わなければならないので、葛藤の度数です。
次のサインでの可能性と、自分のサインの古い習慣の間で揺れ動き、捨てるものと維持するものを上手く選択しなくてはなりません。
物事を自分の物差しだけで判断せず、新しい価値観と自分が持っている価値観をバランスよく取り入れ、公平に判断していく。
右脳と左脳のバランスを図ること。
蟹座では、自分の身の回りや安心できる居場所のことだけを見ていたのですが、次の獅子座に向けて外の世界へ自分をアピールしていくのです。
蟹座でしっかりと自分の居場所、心の土台が築けた人は、自己肯定感が高く精神的に安定しています。
外の世界で、周りの力を借りず自分一人で自己表現しても、蟹座=ホームの基盤がしっかりしていれば、怖いものなしですね。
2ハウスはお金や自分の資質、持って生まれた才能などを表します。
蟹座の太陽と月にとって、お金は安心感を得られるためのツールかもしれませんね。
今のお金の稼ぎ方、自分の資質の使い方に対して土星からの問いかけが入ります。
「その仕事でいいの?その稼ぎ方でいいの?成果をあげることだけがすべてじゃないかもよ。」
「自分の資質をちゃんと使えてる?自分のやりたい事やれてる?」
自分の本分の思い出す。
自分の本分を取り戻す。
あなたが本当にやるべきことは何でしょう?
「本分」とは、人が本来尽くすべきつとめです。
あなたは自分の本分を尽くしてますか?
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サビアンシンボルは
「お茶の葉を読んでいる女」
先を読む力を発揮して人生の方向性を決めていく。
読み取ったものを現実に役立てていく。
山羊座的な「今ここ」にあるものの中から兆しを読み取り、次のサイン、水瓶座に向けて視野を広げていく度数です。
山羊座の3天体はすべて8ハウスで逆行中。
今までかかわってきた組織や集団、人との関わり方を見直していくときになります。
木星と冥王星は、10ハウスの海王星と繋がっているので、社会での立ち位置が変わっていくようなこともあるかもしれません。
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順行に戻りスピードアップした水星は天王星、火星と繋がり、パキパキと思考が冴えわたるとき。
勉強がはかどるときでもあるので、学生の方はぜひ「学生の本分」を思い出して欲しいですね。
仲間とかかわることで、独立心や自立心が芽生えそうです。
牡羊座の火星は、10ハウスの終わりごろで、ほぼ11ハウス。
仲間とお互いに依存しない関係性を作ること。
高い理想を持ち、未来を見据えて行動していくことが大切になります。
12ハウスの金星と繋がっているので、自分の楽しみや好きだったことを思い出すようなこともありそう。
MCは魚座10度。
サビアンシンボルは
「光を探している男たち」
魚座の感受性で受け取ったメッセージに従い、新しいことにチャレンジしていく。
自分の立ち位置を見極め、人生の目的を明確にする。
光となる教えを探す。
自分を高めることにエネルギーを注ぐ。
そんなメッセージの度数です。
Tスクエアのモヤモヤをクレイドルで解消した件
先日の牡羊座下弦の月のTスクエアでイライラモヤモヤした件についてはこちらの記事をどうぞ。
私は、役に立ちたいという気持ちが強く、ともすればそれが自分を犠牲にすることにもつながってしまうのです。
委託先に少しでも貢献したいという気持ちから、ずいぶんと無理をしてしまい(無理だと思ってなかったけど)気づけば、家の掃除もおろそかになり、ブログの更新は滞り、身体は疲れ果て、それでも役に立っているという喜びはあったのです。
でも、下弦の月の日、⬆︎のブログに書いたように、冷や水を浴びせられるような出来事がありました。
私は持病を抱えており、強い薬をこの先も飲み続けることになります。
今は、薬で病気をコントロールできているのでピンピンしていますが、この先病気が再燃する可能性もあるし、薬の副作用で別の病気になる可能性もあります。
なので、元気でいられる期間が、他の人よりも短いかもしれないので、元気で動けるうちは自分のやりたいことを優先して、精一杯、一日一日を楽しんで過ごそうと思っていたのです。
すっかり忘れてた・笑
ついつい、役に立つことを優先してしまい、自分の本当の目的から外れていたのですね。
「自分の本分を取り戻す」
そのまま、今回の新月のメッセージにもつながるような気がして、タイトルにしたのですが、このメッセージが下りてきたときのホロスコープがこちら。
夕食のコロッケを作っていて、ジャガイモをつぶしていた時でした・笑
私は、料理をしていたり、お風呂に入っているときに、よくメッセージを受け取ります。
小三角が二つで、きれいなクレイドル型ができていました。
12ハウスで逆行している山羊座の木星、冥王星と海王星、月が繋がり、潜在意識からのメッセージを受け取りやすい時間だったのかもしれません。
太陽も、海王星、月と繋がっていて、受け取ったメッセージから自分の本来の人生目的へしっかりと意識が向かったようです。
太陽は冥王星とピッタリ180度で圧力を受けてますが、蟹座の優しさを社会へ向けるのは、もう手放しました。
もうすぐ、太陽は獅子座の季節に入る事ですし、これからは、自分自身へスポットライトを向けていきたいと思います。
先週配信した週報では、7月15日は
「水と地のエネルギーの流れがスムーズで、感情を損なわず現実的に調整力が働く日」
と記していました。
役に立つための自己犠牲をサクッと手放すことができましたが、不安は全くありません。
具体的にこれからどうするかの現実的な予定も立てることができました。
週報では抽象的な星読みでしたが、そのままの出来事だったと思います。
新月に向けて、しっかりと手放しができたので、この新月からまた新たな気持ちでスタートできそうです。
新月の願い事を書いている方、新月から何かを始めたい方は、その前に、まずは、不要になったものがないか探してみてください。
もし見つかったら、その不要なものを手放ししてくださいね。
手放して空いたスペースに、新しいエネルギーが流れ込んできますよ。
Line毎週土曜日21時に翌週の天体の動きをお知らせしています。
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