木星が魚座へ入りました。魚座パワーがマックスに。
2021年5月14日7時36分頃、水瓶座に滞在していた木星が魚座へと入りました。
要するに、１２のサインに1年ずつ滞在するわけですね。
ここ数年、木星は、年末に次のサインに移り、そのサインの中で逆行順行を経てまた年末に次のサインへ移るという動きをしていました。
今回のように、5月に、一時的ではありますが次のサインへ移るのは、かなりイレギュラーな出来事なのです。
今後の木星の動き
2021年5月14日 魚座入り
6月21日 逆行開始
7月28日 再び水瓶座へ
10月18日 順行
12月29日 再び魚座入り
2022年5月11日 牡羊座入り
7月29日 逆行開始
10月28日 再び魚座へ
11月24日 順行
ここ数年の木星の動きに比べると、サインからサインへの移動が慌ただしくなっていますね。
わかりやすく、木星が魚座に滞在している期間だけを取り出してみると
①2021年5月14日～7月28日
②2021年12月29日～2022年5月11日
③2022年10月28日～12月20日
なかなか細切れの滞在になりますが、メインは②の期間になると思ってください。
①は準備期間、②へ向けての展望、予測、予習などをする期間。
③は余韻、①②にやり残したことを片づける、振り返り、復習をする期間。
こんな風にとらえてもらったらいいですね。
ちなみに、前回木星が魚座に滞在していた2010年にも、木星は6月～7月にかけて牡羊座に入っていますよ。
もちろん、木星以外の天体の配置が違うので、同様というわけではありませんが、2022年は2010年と似たようなことが起こったり流行ったりする可能性は大きいです。
過去に学ぶことは大切ですね。
まずは、今回の木星魚座入りですが、今回は魚座に入って間もなく逆行するので、魚座の０度から２度までしか進みません。
ほんのちょっと魚座世界を覗き見る感じでしょうか。
①の期間に木星の影響を強く受けるのは、魚座・乙女座・双子座・射手座の０度～２度あたりに太陽や月、アセンダントなどがある人です。
2010年1月18日～1月31日
日記を書いていたり、手帳に何かしら記録している人は、その頃に何があったのか、何をして過ごしていたのか、読み返してみてもいいですね。
木星魚座入りの影響
木星は、拡大・発展させる天体です。
入っているサインに関することを広げていったり発展させていったりします。
世の中の流行を生み出すのは木星の影響ですね。
現代占星術で魚座の支配星は海王星ですが、海王星が発見されるまでは、肉眼で見える木星が魚座の支配星とされていたので、木星は魚座に滞在しているときは、木星を支配星とする射手座に滞在しているときと同じようにパワーを発揮します。
しかも今、魚座の支配星、海王星も魚座に滞在しているので、副支配星の木星が魚座に入ることで、魚座力マックスになりますよ！
海王星は、2025年には魚座を後にして次の牡羊座へと移るので、魚座の位置に支配星の海王星と副支配星の木星が同時に滞在するのは、私たちが生きているうちには、もう二度とめぐってこない配置です！
コーフンして、語気を荒げてしまいました(笑)
前回、木星が魚座に滞在していた2010年は、海王星はまだ水瓶座にいたので、この二つの天体が同時にホームに帰還することが、とてもレアなことだと伝わると嬉しいです。
魚座のテーマや象意から影響を考えてみる
魚座のテーマは
「私は信じる」です。
情緒的で優しく、同情心にあふれ、自己犠牲的で献身的、奉仕の精神を持っています。
自分と周りの人との境界線が曖昧で、他人の感情が混ざってしまうことも。
スピリチュアル、ファンタジー、ロマンティックな世界観。
癒し。酔う。陶酔する。
豊かなインスピレーションで芸術的なセンス。
魚座はよく「海」に例えられます。
いろんなものを受け入れるので、あらゆるものが混在していて、清濁併せ吞むようなところもあります。
魚座が「浄化」のサインといわれるゆえんは、何でもかんでも受け入れてしまって、混沌としてしまっているので、浄化することが必要だからです。
また、１２星座の最後の星座なので、次の牡羊座に移る前に、いろんなことをクリアリングするような意味もあります。
「信じる」
何を信じるのでしょう。
ワクチンが有効だと信じる。
コロナ前の生活に戻れると信じる。
信じる気持ちを悪用すると「詐欺」となります。
「この水を飲むと健康になるよ」
「私にお金を預けてもらえたら、高い利率で増やしてあげますよ」
こんな甘い言葉を簡単に信じないでくださいね。
魚座に木星が入ることで、人が人を信じる気持ちを利用して金銭を搾取しようとする悪徳商法や詐欺が増えると考えられます。
絶対にその場では決めずに、誰かに相談すること。
契約や購入を急がせるのは、後ろめたいことがあるから、だましたいからです。
魚座の自己犠牲精神や奉仕の心も悪用されてしまいます。
うまい話には罠があることを肝に銘じて欲しいです。
「同情心」
医療従事者や、営業自粛で困っている飲食店の方への同情心が高まりそうです。
「救済」も魚座の象意のひとつです。
私たち一人一人に何ができるかはわかりませんが、この同情心が、大変な方たちへの救済として、具体的な何かに繋がっていって欲しいと思います。
「境界線が曖昧」
いろいろな物事の境界線が曖昧になり、いろいろな物事が「移り」やすくなります。
魚座は「染まりやすい」のです。
感染症対策はより強固にしたいところですね。
木星のエネルギーが強まると「ま、いっか～」と、良くも悪くもおおらかになりすぎるところがあり、それが行き過ぎるとルールを無視したり、ルーズになったりするので気を引き締めていきたいですね。
「スピリチュアル・ファンタジー・癒し」
この辺りは、流行として表れそうですね。
スピリチュアルブーム、癒しブーム。
占いも流行りそう。
ファンタジーな映画が流行ったりもしそうです。
夢の国でしばし現実逃避する、アーティストのライブで陶酔する、なんてことも魚座っぽいのです。
ライブは、ボチボチ始まってるようですが、まだ確実ではないですね。
ご自身で音楽やアートなどを始めてみるのも良さそうです。
ここでも、詐欺と同じように、あまりに現実離れしたぶっ飛びスピリチュアルには注意ですよ。
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