ワクワクする毎日を引き寄せるやさしい占星術

星のリズムでココロとカラダを整える

10天体と年齢域を考える〜私の場合

こちらの記事では、占星術で使う天体には、発達年齢域があると書きました。

 

astroletter.hatenablog.com

今日は、木星期を半ば過ぎた私が、実際に体験した年齢域のお話をしてみます。

 

0〜7歳  月 魚座

人見知りで泣き虫の繊細な子供でした。

母親がフルタイムで働いてたので保育園に入れようとしたら、一週間泣き止まず、ソッコードロップアウトしたらしい・汗。

筋金入りのおばあちゃん子でした。

小動物やお花や本が好きで空想好き。

どちらかと言えば、おとなしめのインドア派だったと思います。

 

7〜15歳  水星  獅子座

9歳くらいまでは、魚座を引きずってた様な気がします。

占星術では、自分が使わない天体は周りの人に投影されるので、この頃、周りの友達は獅子座っぽい自己主張の激しい子ばかりだったと思います。

私が使ってなかった獅子座の水星が、周りに投影されてたのですね。

10歳でピアノを習い始めてからは、徐々に獅子座っぽく、自己主張や自己表現出来るようになってきました。

獅子座は自己表現の星座で、比喩的に『女優』なんてこと言われますが、ステージに立ってスポットライトを浴びていたい人なんですね。

5.6年生では、音楽部で合唱したりアコーディオンを弾いたり、学校の委員会活動では放送部で校内放送をしたりと、獅子座っぽさを発揮してきた高学年。

中学の部活でもコーラス部に入り、音楽とは切っても切れない縁ができました。

 

15〜25歳  金星  獅子座

高校ではブラスバンド部に入り、クラリネットを吹いていました。

私の水星と金星が入っている11ハウスとは『仲間』のハウス。

『サークル活動』や、『同じ志の仲間と理想の未来を目指す』みたいな意味があり、獅子座は、『クリエイトすること』『自己表現』で、占星術の教科書通りの学生時代を過ごしました。

とにかく、部活に励んだ高校生時代。

おかげでコンクールでは県代表になって、上の大会にも出場させて貰ったのは今でも誇りです。

獅子座は、賞賛されて認められてナンボです。

この時の経験は、今でも私の自尊心を支えてくれてます。

 

25〜35歳  太陽  乙女座

ちょうど太陽期に入る25歳で結婚しました。

乙女座らしく事務の仕事をしていましたが、二人目の妊娠を機に退職。

私の太陽は12ハウスにあり、ノーアスペクトで、なかなか人生目的が見えにくいのです。

占星術では、お勤めに出ていない専業主婦は、太陽は使い辛く夫に投影する、なんて事を言われます。

太陽期ってちょうど子育て期でもあるんですよね。

この頃は、家にいる時間が長く、太陽は夫に預けていたのかもしれません。

 

35〜45歳  火星  獅子座

はい、また戻って来ました、獅子座!

火星は情熱を注ぐもの、熱心に取り組む事などを表します。

私の火星は、10ハウスの終わり頃、11ハウスの4度前にあります。

占星術では5度前ルールと言うルールがあり「ハウスの境目(カスプと言います)の5度前からカスプまでにある天体は次のハウスに入ってるものとして読む」のですが、ハウスの境界線付近はグラデーションなので、両方のハウスにやんわりと入っていると私は解釈しています。

10ハウスは、キャリアなどを表しますが『仕事』と考えてもいいと思います。

OL時代、結構自己主張してた様な気がします・・・。

 

この時期に熱心に取り組んでいたのは、PTAや子供会の活動、それから息子たちの部活でした。

これは、11ハウス的な活動ですね。

11ハウスは上の金星期でも書きましたが、組織やグループで、上下関係のない仲間達と理想を目指すというイメージです。

息子達が3人とも高校まで野球を続けてくれたおかげで、私の火星をしっかりと燃やす事ができたのですね。

 水星期、金星期では自分の部活で、火星期は息子達の部活に熱心に取り組む事で、3つの天体をしっかりと使えました。

 

45〜55歳  木星期  蟹座

木星が入っている星座やハウスは、ラッキーポイント、無理なく出来る事なんて言われます。

蟹座は『育てる』星座。

子育ては、それなりに上手くできたのかなぁ。

息子たちは、それぞれ、まっすぐ育ってくれたと思います。

 

私の木星が入ってるハウスは10ハウス。

社会の頂点とも言われるハウスですが、蟹座なので、どちらかと言えば仕事よりも家庭を優先させたいタイプです。

木星期は、内面も外見も、穏やかにゆる〜くなります。

火星期では、外の世界で、せっせと自分を打ち出していき自己主張しますが、木星期に入ると、自分の経験した事を下の世代に伝えたり、周りにも自分にも寛容になっていきます。

 

私は今、木星期も終盤に差し掛かり、この寛容さがすっかり定着してきた様な気がします。

なんだか、いろんな事がどーでも良くなって、SNSなどで批判的な意見を発信する人を見ると、「そんな事どーでもいいじゃん」なんて思ってしまいます。

何も考えていない訳ではないんですよ。

『いい悪いとジャッジしない』というスタンスです。

このスタンスが身に着くと、かなりラクなので、ジャッジまみれでキリキリと生きてる人にはオススメしたいです。

 

55〜70歳  土星期  魚座

人生の終着点だと言われる土星期で、また、月星座の魚座に戻ってきます。

月星座は基本的な性格で、安心感を覚えたり癒されたりするところなのですが、わたしの場合はそこに、苦手意識を表す土星も入っているので、長年魚座らしさを無意識に抑え込んでいた気がします。

月星座が魚座だとわかった時の事はこちらの記事に書いてます。 

astroletter.hatenablog.com

  

今は、素直に魚座の自分を受け入れているので、抵抗なく土星期に突入できる様な気がします。

土星期は、人生の終着点だと言われますが、終わりと言うよりは集大成と表現した方がしっくりきます。

今まで経験してきた月〜木星を総動員して、人生の総仕上げをしていく時期なんだろうと思います。

 

以上、あと数年で土星期に入る私の、年齢域考察でした。