太陽と月は自分の両親も表す
占星術で、太陽は社会の顔、月は家での顔を表すと、こちらの記事で書きました。
太陽と月は本当に大切な天体で、他にもいろいろな事を表しています。
今日はその中で、太陽は自分の父親、月は自分の母親を表している事を書いてみます。
太陽は自分から見た父親像
私の出生図の太陽は12ハウス乙女座8度にあり、ノーアスペクトです。
私の父は、太陽水瓶座、月魚座なので、一見何の関係もなさそうですが、まずは乙女座8度のサビアンシンボルを見てみましょう。
サビアンシンボルは度数を繰り上げてみるので乙女座9度を見ます。
父はサラリーマンでしたが、60歳を過ぎた頃でしょうか、突然絵を描き始め、あっという間に賞をとるまでになりました。
80歳で亡くなるまでたくさんの作品を残し、賞もとらせていただいて、実家には賞状がたくさん飾ってあります。
絵でお金をいただいていた訳ではありませんが『画家』と名乗っておかしくない晩年でした。
未来派かどうかはわかりませんが、このサビアンには「ありきたりではない個性を表現する」という意味もありますので、水瓶座の父らしいかなと思いました。
また、12ハウスは、魚座のナチュラルハウス、父の魚座の月を表していて、時折家で家族から離れた部屋でひとり音楽を聴いていた様子も12ハウスっぽいです。
何事にもとらわれない自由な生き方は、ノーアスペクトが表していると思いました。
ちなみに、私の弟の太陽は牡羊座。
弟からは、単純で少し子供っぽい父と見えていたようです。
月は自分から見た母親像
私の月は6ハウス魚座18度にあり、トランスサタニアン全部とタイトにアスペクトを取っています。
母は、太陽水瓶座、月は牡牛座にあります。
6ハウスは労働の部屋。
母は長年保険の営業で、夜遅くにしか帰って来ないような人でした。
働き者の母を6ハウスの月が表しています。
月のサビアンシンボルは、『弟子を指導する巨匠』
母は、忙しいお勤めの合間に習った三味線で師範の資格を取り、定年退職後は三味線の先生をしています。
今は、お弟子さんも増え、自宅やあちこちの教室で教える日々です。
保険の仕事でも「長」がつく地位にいて、たくさんの部下をかかえていたので、このサビアンにピッタリの母親です。
トランスサタニアンとのアスペクトは、そんな母のパワフルさを表しているようです。
弟の月は蟹座にあります。
家にはほとんどいなかったし、あんまり料理もしなかった母ですが、家庭的だと感じていたんだろうか(謎)
蟹座だからって家庭的とは限らないしね。
記憶力がいいとか、気分屋とか、そんなイメージだったかもしれません。
出生時間がわからないので、ハウスはわかりませんが、私と同じ6ハウスか、2ハウスとか10ハウスにありそうな気がします。
あくまで、その人から見た父親像、母親像なので、兄弟で感じるイメージが違うのも面白いですね。
ちなみに、私の息子3人の月は、牡羊座、獅子座、射手座。
3人で、火のグランドトラインできてるんですけど(汗)
私、そんなに陽キャだったかなぁ。
自己中って思われてたりして。
育児中は、獅子座の火星辺りを発揮させてたのかもね。
そのうち、息子たちの太陽から夫にどんなイメージ持ってたかも検証したいと思います。
以上、太陽と月で見る両親像でした。
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