占星術で使う10個の天体
12星座占いでは、太陽のみを使い、占星術では太陽と月、それから太陽系の惑星を使うお話しをしました。
10個の天体を使うという事は、私たちの中に10人の人格=10人のキャラクターがあると考えるとわかりやすいかもしれませんね。
いくらなんでも多重人格過ぎるっ!て思われそうですが、そのうち、私たち個人の人格や行動パターンなどを強く表わすのは、
太陽、月、水星、金星、火星
個人天体と呼ばれる5天体。
は、社会天体と呼ばれ、個人よりは、◯◯世代。
「羽生世代」や「松坂世代」などと言われる世代を表わす天体だと考えて貰ったらわかりやすいです。
は、トランスサタニアンと呼ばれ、個人ではほぼ意識できないと考えられます。
無意識の領域、神の領域を表します。
この、10個の天体が持ってるキャラクター(?)は、こんな感じです。
「」は、そのキャラクターが言いそうな事を書いてみましたw
太陽
主役
表の顔、社会の顔、自我、人生目的、こうありたい自分
「俺についてこい!」
月
準主役
裏の顔、家の中での顔、反応、本能、素の自分
「お腹すいた、眠い」
水星
義務教育中の少年少女
頭で考えること、情報、知性、言語能力
「ヘイ!Siri」
金星
キラキラ女子
ハートで感じること、好きなモノ、楽しいこと、人付き合い、恋愛
「人生楽しまなきゃ☆」
火星
ギラギラ男子
やる気、攻撃力、行動力、情熱、闘争心
「気合いだー!」
木星
福男
拡大、発展、財産、保護、幸運
「いいね!いいね!」
土星
生活指導の先生
制限、抑圧、堅実、責任感、忍耐
「ボーッと生きてんじゃねーよ!」
天王星
革命児
改革、革新、リニューアル、独創性、エキセントリック
「レボリューション!」
海王星
ドリーマー
夢、理想、曖昧にする、想像力、芸術、癒し
「まぼろし〜!」
冥王星
不死鳥
生と死、変容、極限、再生、徹底
「生まれ変わりたい」
他にも、たくさんの意味があるのですが、ザックリと紹介してみました。
人の人生をRPGに例えるなら、この10個の天体がパーティとなり、人生というゲームをクリアするために進んでいくのですが、みんなが協力体制にあるかといえばそうでもなく、価値観が似ていて仲の良い天体もあれば、行動パターンは同じでも価値観が違ってて仲が悪い天体もあったり。
徒党を組む天体もあれば、仲間から孤立する天体もあったりで、そうそううまくいかないのが人生ゲームなのです。
これを読み解いていくのが星読みとも言われる、ホロスコープリーディングです。
実際は、もっと複雑ですが、ザックリと例えてみました。