続・占星術どうでしょう
昨日に続いて、占星術の始まりとかいろいろお話ししてみますね。
占星術の歴史
占星術のはじまりはとても古く、紀元前までさかのぼります。
最初に星の動きに注意を向けるようになったのは、バビロニア時代のメソポタミア文明。
占星術の原型となる暦とか、星を観測する技術が、確立されていたようです。
古い時代に占星術を扱っていたのは、王侯貴族の方たち。
世相を読んだり、王権の交代など政治的な事を読んだりと、スケールの大きな流れを把握するためのツールだったのです。
今みたいに
恋愛とか、恋愛とか、恋愛とか、
不倫とか
を占っていたのではありません。
今、主流になっている12星座占いが、日本でブームになったのは、1970年頃から。
占星術の歴史に比べたら、ホントに短い歴史ですね。
星の動きと占星術
で、お空の星の動きで、どうして占いができるのかってお話し。
基本的な考え方としては
大宇宙(マクロコスモス)と、小宇宙(ミクロコスモス)の対応
小宇宙とは、私たちの魂や、人間そのもの。
私たち人間の内側に、大宇宙の本質や能力があり、大宇宙そのものがひとつの人間である。
両者が互いに類似している関係にあり、互いに影響を及ぼす関係にある。
なんだか、とっても哲学的でわかりにくいですが、
「下なるものは上なるもののごとく、上なるものは下なるもののごとし」
という有名な一文がわかりやすいかな。
「天地照応」
という言葉もあります。
私たちも、宇宙や自然の一部で、すべてはつながっている、
宇宙で起きていることは、地球上の自然や社会、私たちにも起きているという考え方です。
深いですねー。
こんな事に気がついた、昔の人はスゴイって心から思います。
占星術に触れることは、古代の叡智に触れることでもあります。